2021-09-08 水やり、渋滞、さえずり
今日は夜、雷雨だよと友人が教えてくれて心配していたが(心配はするがレインコートなどは持っていかない)帰ってきてから人心地ついた頃に雨が窓を叩く。遠くで稲光も。庭のすみずみにまで水が行き渡るからいいな。
そういえば先日見た動画で、植物はあまり鉢を大きくしすぎないほうが成長するということを聞いてがあんとなっていた。根っこがたくさん広がってのびのびしたほうが育つだろうと思って春に全部の植物を大きな鉢に植え替えたばかりだ。
実際は、夏場は毎日水をやっても次の日には乾くくらいの適度な土の量がいいのだそうだ。そうやって水の循環があるほうが大きくなる。
うちの鉢だと一日では乾ききらないものもある。冬になったら根腐れしてしまわないか心配だな。ただでさえ湿気の多い家なのだ。
バカンスが終わってパリの中心部にも人が戻ってきていた。
セーヌ川沿いの大きな道なのに信号が壊れていて警察官が車を誘導し、赤信号ではありえないほどの時間道を止めるものだから車も自転車も渋滞する。
さいわい、こちらの人は待つということに寛容である気がする。寛容というよりは慣らされているというべきかもしれないけれど。スーパーで店員さんが行列を無視して多少おしゃべりしていても、値段がわからなくてのそのそそれを見に行く間も、こうして道を塞がれてもおとなしく待っている。
…いや、もしかしたら私があちこちから漏れている舌打ちに慣れすぎて聞こえなくなっているだけだろうか。
パリジャンの舌打ちが聞こえたら珍しい鳥が鳴いているなと思うことにしているから。
気づいたら雨はとっくに止んでいる。
全然水やりの足しになってないな、これじゃ。